さてブーゲンを辞めた後どんな感じかというと、サックスを演奏する機会はめっきり減って、曲作りや頼まれたミックス仕事などが多い。
元々サックスよりも制作の方が自信があるので、自然なバランスになったような気もする。
サックスの方が身軽だし、手っ取り早くお金になるのだが、僕は下手なので、なかなか思い通りにプレイ出来ず、ストレスが溜まる。
身軽だが気軽ではないというところだろうか。
例えば、ライブで対バンに上手いミュージシャンを見ると、内心済まない気持ちになる。
「おお、上手くてかっこいいバンドだなあ」と感心した後で、ステージに出ると自分たちの方が圧倒的に客が多く盛り上がったりすると、何とも後ろめたい。(上手くてもカッコ悪かったらそうは思わないが)
もちろん音楽の魅力には様々な側面があり、自分には技術不足を埋め合わせる他の能力が多少あるのも自覚している。
それでも「これが俺だ!」と胸を張れない自分がいる。
自分なりに楽しんでやって、お客さんも喜んでいるんだからいいじゃないかとは到底思えない。
誰もが楽しめるのが音楽だ、という話とは全く別の話だ。
そもそも、僕の最も好きなミュージシャンは「味のある」とか「ヘタウマ」と形容されるミュージシャンではなかった。
僕の好きなのは、味わい深いのはもちろんのこと、技術も音色も構成力も協調性も備えた、パーフェクトな本当に「上手い」ミュージシャンだ。
何も有名どころを挙げなくとも、70年代〜80年代の名もなきスタジオミュージシャンは誰も彼もが上手かった。
かつてはそういうプレイヤーでなければ仕事がなかった。
パンクやフリージャズのような、衝動を最優先する音楽も好きだし素晴らしいと思うが、今の自分はもう少しエレガントなものがやりたい。
そんな思いもあって、来月にある某DJとのセッションに、サックスではなくSP-303というコンパクトなサンプラーを持っていこうかと考えている。
別のサックスのやつも誘ったので、サックス的なものを求められても対応できる。
あと誘ったのはギター、ベース、ドラムとパーカッション。
キーボードはサウンドに隙間がなくなるので呼ばなかった。
さてこの編成で何をやるか。
今後のソロ活動にヒントになるものが得られればよいなと考えている。
5 コメント :
おもしろそうじゃん。
トウキョウにいれば観たいね。
もし、音源とか録ったら送ってよ。
頼む。
でもネタを何持ってくかとか、生楽器とどういう絡み方をしたら面白いかとかまだ考え中なんだよね。
だから半分実験なんだけど。
何かいいアイディアあったら教えてくれ。
ジャンル的にはどういう感じなの?
ハウスっていうかダンスミュージック?
HIPHOP?
なんでもあり?
基本はHIP HOPとかブレイクビーツだと思う。
あとはスピリチュアルとかファンクとかかけるんじゃないかな。
うーん。なかなか難しいね。
でも、SP-303で手動で演奏するんだとしたら、やはり、それをやって見てるお客さんが驚く様なのがいいよね。
そんな事はわかりきってると思うけど(笑)。
ネタ感がどうとかいう事じゃなくて、即興性がおもしろく感じられるネタ。
ドラムが入るという事は、ビートを打つわけでもないんだね。
なんか、ストレンジな感じのネタとか(ちょっと意味不明だね。ごめん)。
あとは、ネタを思いっきりチョップしてひたすら、即興で叩くとかね。
コメントを投稿